こんにちは。
今日は東洋医学、漢方薬剤師の方の書籍から
血を作る眠り方をご紹介します。
まず漢方の基本的な考えでは陰と陽があって
自律神経でいうと活動的な交感神経が陽で副交感神経は陰です。
午後11時~午前1時の間は陰と陽が入れ替わる時間。
中国では(一度の食事より、子(ね)の刻に睡眠をとるほうが大事)
という意味のことわざがあるくらい、(子の刻とは23時~25時)
一度の食事よりもこの時間に寝ていることが重要視されているそうです。
それは陰と陽が入れ替わったあとの午前1時~3時が血を作る時間とされていて
陰陽がうまく切り替わることでしっかり造血活動がなされるという考えからです。
実際に、血を作る造血幹細胞は太陽の光によって増えたり減ったりして
血液中の赤血球や鉄分の量も朝が多く夜になると減少するんですって。
血液が作られるしくみにも1日のリズムがあるのだそう。
今まではよく、
(22時~26時が成長ホルモン分泌され肌が生まれ変わる時間で
この時間に眠ることで肌の生まれ変わりを助けるんだ。)と言われてました。
が、実際は成長ホルモン分泌に時間は関係なく
入眠から1.5~3時間に分泌されることがわかったので
何時に寝るかは気にせず、眠りに落ちてすぐの時間に深く眠ることが大事なんだ、
ということをよく目にするようになりました。
でもやっぱり東洋医学で言われるように造血の観点からも
日が変わる前に眠るのが良いのかもしれませんね。
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